僕は絵が苦手だ。
画像編集ソフトはある程度使えるが、イラストを書くことはできない。
必要なイラストがあった時はクラウドソーシングサービスを活用していた。
しかし、AIの発達によってデザインにかかるコストがかなり減ったように思う。
近年、AIによる画像生成・デザイン技術は急速に進化している。
ロゴ案、バナー、イラスト、コンセプトビジュアルなど、
これまで人間のデザイナーが担ってきた領域にもAIは入り込んできている。
一方で、AIのデザインスキルは万能ではない。
本記事では、AIデザインの強みと弱みを整理していこうと思う。
AIのデザインの強み
スピードが圧倒的に速い
AIデザイン最大の強みは、制作スピードです。
- 数秒〜数分で複数案を生成
- 修正指示にも即時対応
- アイデア出しの初期工程を大幅に短縮
人間が数時間かける作業を、AIは瞬時にこなします。
特にラフ案や方向性確認のフェーズでは非常に有効です。
一定水準以上の品質を安定して出せる
AIは学習データをもとに生成するため、
- 構図が破綻しにくい
- 配色が極端に崩れにくい
- 「それなりに見える」デザインを量産できる
という特徴があります。
最低限のクオリティが担保されるため、
「とりあえず形にしたい」という場面では強力なツールになります。
AIのデザインの弱み
独創性や強い個性は出しにくい
AIのデザインは、過去データの組み合わせによって生成されます。
そのため、
- 見たことがある雰囲気
- 無難で整ったデザイン
- 強い思想やクセが感じられない
といった印象になりやすいのが現実です。
ブランドの世界観や尖った表現を求める場合、
人間のクリエイティブにはまだ及びません。
画像内で文字を正確に書くのが苦手
多くのAIは、
- 文字の綴りミス
- 意味不明なフォント風文字
- 日本語の崩れ
といった問題を起こしやすい傾向があります。
そのため、
ロゴ・バナー・UIなど文字の正確性が重要なデザインでは、
人間による調整が必須になります。
背景透過や大型サイズ画像の生成がやや不便
使用するAIにもよりますが、
- 背景透過PNGの生成
- 高解像度・大型サイズ画像
は簡単にできないケースがあります。
Stable Diffusionなどを使えば対応可能ですが、
- 環境構築が必要
- 設定がやや複雑
- 操作に慣れが必要
といったハードルがあり、
手軽さという点では弱みと言えます。
まとめ|AIデザインは「補助」として非常に優秀
AIのデザインスキルは、
- スピード
- 安定した品質
- アイデア出し能力
において非常に優れています。
一方で、
- 独創性
- 文字の正確性
- 細かな調整力
といった部分は、まだ人間の領域です。
今後のデザイン制作では、
AIを下地や補助として活用し、最終的な表現を人間が仕上げる
という使い分けが、最も効率的な形になるでしょう。
AIと人間は競合ではなく、
デザインの質とスピードを高めるパートナーとして共存していく存在です。